■九蓮宝燈
(チューレンポウトウ)
《役満》
 1つの色で一〜九を全て揃え、且つ、一と九が暗刻…という形の役満です。
一と九の暗刻が既に完成していて、一〜九の全てでアガれる聴牌形からアガると「純正九蓮宝燈」としてW役満とする所があります。

 ちなみにこの九蓮、万子のイメージが強い気がしますが、筒子、索子でもOKです。
恐らく、九蓮は万子が最も美しいとされているから…ですかね…?

 アガると不幸が起こる…という言い伝えから、九蓮が出た牌は焼かなきゃいけないとか、
あがった人は厄払いをしなきゃいけないとか、まぁ色々な迷信がありますw
それ程珍しい役満…という事でしょうか。
九蓮あがって死ぬなら本望です。雨のにおいがする…ぐふっ。

 一と九が暗刻、という事が条件の1つですので、上の漫画の通り、カンをしてしまうと成立しません。
■海底と嶺上開花は複合しない   まんまですが、海底と嶺上開花は複合しない決まりになっています。
理由は、「海底牌とは王牌直前(後ろから数えて15牌目)の事を指し、嶺上牌とは別のもの」だからだそうです。

 
 …あれ?それじゃ海底が無効で嶺上開花が有効…??

 …なんですが、現在、
「嶺上開花にはツモ符が付かない・海底撈月にはツモ符が付く」…というルールはあっても、
「嶺上開花にはツモ符が付く・海底撈月にはツモ符は付かない」…というルールはあまり聞かない気がしたので、
初めての面子でも損をしないように高点法を考慮して、海底の方を採用…としておきました。

 ただ、どちらもツモ符が付く(or付かない)ルールなら、
理論的には海底ではなく嶺上開花が有効になります。

 …まぁ、そんな際どい和了はそう滅多にないとは思いますけど…(^^;
やっぱり場ごとの決め次第ですので、確認が必要です。