おさらい

■点棒  麻雀は得点を点棒で表します。
俺達がやりとりしてるのは点棒だけじゃねぇんだっ……!って事もあるかもしれません。
■開始点について  開始点の事を「持ち点」とも言います。今気づいたのですが、こっちの言い方が普通でした。
 大体、仲間内や雀荘でやるのは二万五千点からスタートだと思いますが、やはりその場次第です。
ネット麻雀でも様々ですね。
三万点スタートは、競技ルール(極力ギャンブル性を無くした、プロの大会などで用いられるルール)に良くあります。
 何で開始点数がバラバラなの?って思うかも知れませんが…、主な理由は「精算方法の違い」からきます。
精算についてはこの漫画の最後あたりに登場しますので、末永くお付き合い下さい。
■一・二・四・十
(いちにいよんとう)
 開始点が二万五千の場合、点棒は一万×1、五千×2、千×4、百×10本です。
これを語呂あわせて「いちにいよんとう」と覚えておきましょう。
■半荘(ハンチャン)  東一局〜南四局までを勝負の区切りとすることを言います。
つまり、全員親が2回廻ってきます。
最も一般的な区切りかも知れません。
■東風戦(トンプウセン)  東一局〜東四局までを勝負の区切りにします。親は1回ずつです。
忙しい現代人や、時間の都合があるTV対局ではこちらの方が馴染み深いかも知れません。
■一荘(イーチャン)  上では「イッチャン」とルビを付けましたが、自信が無いのでこっちでは「イーチャン」にしました(^^;
東一局〜北四局、親番が4回という長〜い勝負。滅多にお目にかかりません。
でも、もともとはこっちが主流だったそうですよ。現代人は、何事もショートカットですから。
■ハコテン  持ち点が0以下になってしまう事です。
「スーパーヅガン」の豊臣君の得意技です。
別称は、「飛び」「ハコ割れ」「ドボン」などです。
■ハコ下有り  誰かが持ち点全てを無くした時、ゲームを続行、以下マイナス計上するのをこう呼びます。
一度ハコを割っても、復活のチャンスがあります。
が、借金をする訳ですから、精算時までに勝てないと大きな負債を抱える訳です。
違う言い方をしますと、財布にお金がなくなったのにカードで借りて続行、みたいなモノです。人生に於いては、大変危険ですのでやめましょう。
ギャンブル性が強いルールと言えます。
■ハコ下無し  誰かの持ち点が全て無くなった時点でゲーム終了という、一見残酷に見えて、実は人に優しいルールです。財布にお金がなくなったら、大人しく帰るのが全うな人生です。
ただ、このルールの場合「0点」の扱いが場所によって様々になってしまいます。
0点以下がハコ下なのか、0点未満なのか。
例えば今、丁度千点しかなく、それでリーチをかけられるのか、うっかり出しちゃったらその時点で「飛び」なのか。そういう問題が出てきてしまうので、事前に確認しましょう。
 もう一つの注意点は、アガる前に、飛びそうな人がいたら点数の収支を良く考えないといけない事です。残り千点の人がいたとして、その人から役満をアガってしまったらやはり千点しか貰えません。
それで勝てる状況ならGOですが、ダメな場合は歯を食いしばって見逃してください。
 余談ですがぶぼは、残り数百点しかいない奴がいるってのに四暗刻をツモってしまい、3位に終った事があります。いやだってホラ、アガらないと麻雀の神様に怒られちゃうし…。
■直撃  ロンをする、又はされる事を言います。
■親満(オヤマン)  親の満貫(12,000点)の事です。
ちなみに子の満貫を「子満」とは言いません。フツーに満貫です。
■三倍満(サンバイマン)  11、12翻の区切りです。
親なら36,000点、子なら24,000点。相当高い点です。