▲すみなすものは
 心なりけり
 はい、例によって麻雀とは関係ない話ですが…
103頁に登場した「おもしろき 事のなき世に おもしろく」という句を受けて、
野村望東尼が詠んだと言われる句です。

 「全ては心次第ですよ」という意味です。

 「世の中を変えるにはどうすればいい?」と悩む高杉に、
「全ては心次第です」と諭す尼僧…。
こう捉えたほうがロマンじゃないですか!

 もし、通説通り「おもしろく…」が辞世の句だとしたら、
不幸にも病に倒れ、死を間近に控えた若者が「世の中を変えてやったぞ!」と、我が生涯に一片の悔いなし!な感じで満足してんのに、
「全ては心次第です」と否定とも肯定ともとれる句を付け足すって、僧侶(しかも高杉よりもずっと年上)としてどーよ?って思うんですけど…(´・ω・`)