■雀ゴロ
(じゃんごろ)
 定職に付かず、麻雀で生計を立てている人たちです。
ホントにプロな「バイニン」とはちょっと違って、やや蔑称的な意味合いを持ちます。
▲おもしろき
事も無き世に
おもしろく 
 麻雀とは何っっっの関係もありませんが、幕末のヒーロー(?)高杉晋作が詠んだといわれる歌です。
解釈がわかれてるので、一応補足です…。

 この歌は、氏が辞世の句として詠んだと言われていますが、死の1年前ぐらいに詠まれた、という説もあるそうで、正確かどうかハッキリしてないそうです。

 更に、「無き世」ではなく「無き世」の方が一般的なのですが、「に」なのか「を」なのかは重要です。

 「を」ですと、目的が達成された意味をもつそーで、歌の意味が「つまらない世の中を面白く生きたぜ!(面白くしてやったぜ!)」的な感じだそーです。

 「に」だと、未完の意味があるので「つまらない世の中を面白くするにはどうしたらいい?」という感じで読み取れるらしいです。

 なのでここでは「死の1年前」説と「に」の意味で使ってます…。
世の中が混迷し、国の将来を憂えている真面目な若者が、病気で自分の体すら思い通りにできず、
なにもかも不安の中、野村望東尼に「世の中を変えるにはどうしたらいい?」と悩みを相談…という歌だと思った方がなんかロマンじゃないスか。
その方が、この句を受けて詠まれた「すみなすものは…」がしっくりきます。←これは数ページ先でね☆

 たまにはアンニュイ〜な晋作ってのもなんかイイと思うのは私だけですかそうですかすみません。
つーか、世間一般とは違う解釈じゃ解り辛いっつーの。(´;ω;`)