おさらい

■東三局 3番目の親の局。
一番最初に「西家」だった人が親になった時にこう言います。
■勝負事って…  はい、これは麻雀用語ではありません。人生何事も「気持ち」が大事です。
ぶぼの経験から、苦手な人と麻雀やって勝った試しがありません。大体、途中で嫌気が差してくるのです。そして配牌からしてもう無理って感じになってきます。
…じゃあ気持ち次第でどうにかなるかと言ったら、その限りではありません。気持ちだけじゃどーにもならないのが世の理です。
…麻雀に限らず、何事も気楽に楽しくやって下さい。
■流れ 15ページでも出てきました。ツキ、運など色々な言葉で表現できます。
順子場(数字が繋がる様なツモが多い)、対子場(同じ牌が良く来る)、負けた人の席は誰が座っても悪い配牌&自摸、その他怪しい麻雀格言…など、根拠がなくても大体その傾向であると信じる事をまとめて「流れ」と言います。難しい言葉では「ステレオタイプ効果」とも言えます…多分。
 確率重視・聴牌効率打法(所謂「デジタル派」)を信じる人には「オカルト」と嫌われてしまう理論です。麻雀理論を語る時、大体これで対立→喧嘩にまで発展します。うん、これも流れ。
どちらが正しくてどちらが間違っている、という事は一切無いですよ。
 和を以って尊しと成す日本人的には、喧嘩せずに「流れとは統計学です!」と言って納得してもらいたい所です。
 麻雀漫画に於いては、基本的に「流れ」重視です。
デジタル派のキャラも、気づけば確率を無視して「この局は対子場…」とか言い出します。
ま、全てが確率通りにいかないのが世の常です。
確率通りに動いてくれたら、パチンコで1000回転以上の大ハマリなんてないのです。(それはそれで別の問題…)
■純全帯公(ジュンチェンタイヤオ)
《鳴きなし・三翻役》
《鳴きあり・二翻役》
略して「純チャン」。人の名前ではありません。アクセントなしで読んでください。
雀頭と4つの面子全てが1・9牌を含んだ構成…
具体的には1・2・3 か、7・8・9の順子、1か9で刻子・槓子・対子です。
組み合わせ方は自由ですので、他の役と絡ませることが可能です。
鳴くと一翻下がることを「喰い下がり」と言います。
■三色同順(サンショクドウジュン)
《鳴きなし・二翻役》
《鳴きあり・一翻役》
略して「サンショク」又は「サンシキ」。この役は何故か日本語読みです。
万子・筒子・索子で同じ数の順子を揃える事です。
上の例ですと、万子で1・2・3、筒子で1・2・3、索子で1・2・3となっており、これが「三色」に当ります。
この役も「喰い下がり」します。